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日射病?熱射病?違いってなんだろう

暖かくなってくると気になるのが日射病です。

死者が出ることもある怖い症状です。

ところで、日射病熱射病、熱中症など似たような言葉が沢山あります。

意味の違い、処置の方法などについて説明していきたいと思います。

日射病とは

熱中症は、高温の環境下で全身におこる障害の総称です。

この熱中症の中に、熱疲労や熱けいれん、また熱射病などが含まれています。

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日射病は、熱射病の中の太陽光が熱源となっているものを指します。

日射病は太陽の熱で、体がオーバーヒートして起こります。

体温が40℃近くまで上がることもあります。

炎天下に激しい労働やスポーツをしたようなとき汗がたくさん出て、

体内の水分が足りなくなってしまい、

心臓へ戻ってくる血液が少なくなって心臓が空打ちをしてしまう病気です。

いわば、「脱水状態」になっていると考えればよいでしょう。

熱中症になる前に見ておきたい対策マニュアル
https://youtu.be/7hB-ohygvIs

熱射病とは

熱中症の一つで英訳するとheat strokeです。

高温多湿の下で長時間歩いたり作業をした時に、大量の汗をかき、

体内の塩分や水分が著しく不足するのが原因です。

その結果、体温の調節が効かなくなって身体に熱がこもった状態になります。

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日射病と違い、室内などでも起こることから、

最近はこちらの言葉を使って注意喚起することが多くなっています。

熱中症の症状 亀岡市 南丹市 整体 しゅはら鍼灸整骨院

日射病と熱射病の症状・処置のしかた。違いはある?

日射病の症状は、事前の症状として全身の倦怠感、吐き気、あくびなどの症状がでます。

この時に対処しましょう。

さらに体温が上がると、顔が赤くなって息遣いが荒く、

皮膚は暑くてさらさらと乾いた状態で汗がでなくなり、

目まいや頭痛、吐き気などの症状がでます。

症状がひどければ意識不明になり死亡することもあります。

脱水症状ですから、まずは十分な水分の補給を塩分の入った冷たい水を飲ませるなどして対処します。

また、すぐに木陰など涼しい場所に移動し、頭を高くして休ませ身体を冷やします。

意識がおかしくなるほど重症の場合は直ちに病院へ運んで下さい。

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熱射病の症状は、顔は青白く大量の汗が出、皮膚は冷たくじっとりとした感じになります。

体温は普通もしくはやや低めで脈は弱くて早くなります。

虚脱感とともに、吐き気、目まいがともないます。

外にいる場合は涼しい木陰に頭を低く足を高くして寝かせます。

身体が暑い時はアイスパックなどで冷やし、体温が低いようなら体を暖めます。

水か薄い食塩水を15分おき程度に飲ませます。

両者とも身体を冷やす時は、濡れたタオルで首筋や腋の下などを集中的に冷やし、あおいだりして風を送ると効果的です。

みんなにもできる応急手当~熱中症

日射病・熱射病を予防するには

予防救急と応急手当「熱中症」

日射病を防ぐには、つばの大きい帽子を被り、

その下にタオルなどをいれて、首と後頭部に直射日光が当たらないようにします。

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熱射病を防ぐには高温多湿の所、

例えば夏の炎天下のテントの中での作業などは

長時間に及ばないようにし、こまめに水分を補給します。

また、室内でもクーラーを我慢して風にあたっていると、皮膚から水分が失われます。

体力の弱い高齢者や子どもは特に気を付けましょう。

水分や塩分をこまめに補給しておきます。

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