海の日は移動制の祝日なので今年はいつなのかピンとこないことも多いですよね。
そこで2017年以降の海の日予定日を一覧表でまとめてみました!
また、あまり浸透していない海の日の由来や海の日前後のイベントなどについても記していますので、ぜひあわせて確認してみてください。
2017年の海の日はいつ?2017年以降の日付一覧
2017年の海の日は
7月17日(月)
です。
海の日は毎年移動するので2030年までの海の日の予定日も記してておきますね。
2018年 7月16日
2019年 7月15日
2020年 7月20日
2021年 7月19日
2022年 7月18日
2023年 7月17日
2024年 7月15日
2025年 7月21日
2026年 7月20日
2027年 7月19日
2028年 7月17日
2029年 7月16日
2030年 7月15日
海の日は施行された1996年からしばらくは7月20日で固定されていたのですが、2003年にハッピーマンデー制度(祝日が月曜日に移動する制度)が開始されてから7月第3月曜日になりました。
学生さんはちょうど夏休みに入るか入らないかの瀬戸際なので気になるところですね!
海の日の由来
当初は7月20日が海の日だったわけですが、なぜその日だったのでしょうか。
話はさかのぼって明治時代、当時天皇陛下は全国を巡幸されることが頻繁にありました。
※「巡幸」・・・天皇が各地をまわること
1876年(明治9年)、明治天皇が燈台巡視船汽船「明治丸」に乗り50日かけて東北地方を巡行して、横浜港に無事帰着した日が7月20日だったんです。
そして1941年(昭和16年)からこの日を「海の記念日」と長らく呼んでいましたが、1995年(平成7年)に7月20日を「海の日」という名の祝日として追加することが決定し、1996年(平成8年)に施行されました。
2003年にはハッピーマンデー制度により、7月第3月曜日になりました。
時系列を簡単にまとめてみますね。
↓
1941年・・・7月20日を「海の記念日」と呼ぶ。
↓
1995年・・・7月20日を「海の日」と称し、祝日として追加することが決定
↓
1996年・・・「海の日」(祝日)を施行。
↓
2003年・・・ハッピーマンデー制度により、海の日を7月第3月曜日に変更し、現在に至る。
海の日の由来は以上となります^^
ちなみに海の日の趣旨としては「海の恩恵に感謝するとともに、海洋国日本の繁栄を願う」となっています。
海の日のイベント 海フェスタとは
海の日の趣旨は「海の恩恵に感謝し、海洋国日本の繁栄を願う日」ということですが、この趣旨の認知度が低いこともあり、その意義を再認識するために開かれているイベントが海フェスタです。
海フェスタというイベント名になったのは2003年(7月第3月曜日になった年)からで、そのイベント自体は1986年から「海の祭典」という名前で毎年開催されていました。(2011年は見送り)
基本的に海にゆかりのある自治体によって開催され、期間は7月中旬の土曜~8月初旬の日曜までであることが多いようです。
開催県によってイベント内容は異なりますが、ステージイベント・展示会・海に関連した体験イベントなど県の特色も活かして様々な内容が盛り込まれています。
皇族も出席される行事なので機会があればぜひ参加してみてください。
また海フェスタ以外でも、海の日の前後にあわせて全国各地でイベントが行われることが多いです。
人気が高いイベントとしては花火・海開きですね^^
海開きは南の地方であればかなり早い日程になりますが、関東近辺地方は海の日の前後になるところも多いです。
毎年、海の日前後に開かれる関東人気スポットとしては
・守谷海水浴場(千葉県勝浦市)
「快水浴場百選」「日本の渚・百選」に選ばれている水の透明度もとても綺麗な海水浴場。
アクセス
JR外房線上総興津駅から徒歩10分
・湯河原海水浴場(神奈川県湯河原町)
波が穏やかで遠浅、砂もサラサラしていてちょっとしたリゾート気分が味わえるお子様にも人気の海水浴場。
アクセス
JR湯河原駅より真鶴駅行きバス「海の家」で下車後、徒歩すぐのところ
・伊師浜海水浴場(茨城県日立市)
白い砂浜と海岸沿いの緑の松林が美しい「白砂青松百選」に選ばれている海水浴場。
磯場で磯遊びも可能。
アクセス
JR常磐線十王駅から徒歩5分
車の場合:常磐自動車道日立北ICより8分
などがあります。
海の日の混雑を避けたいようでしたら、7月初旬頃に海開きされるところも沢山あるのでぜひ調べてみてください^^
海の日が再び7月20日に固定される可能性
現在はハッピーマンデー制度により土日月と連休ができていますが、実は海の日を施行当初の7月20日に戻そうという話が出てきています。
いち国民としてはせっかく連休ができあがってるのでこのまま移動制祝日でいいじゃないと思ってしまいますが、祝日には日付に意味があるという意見が少なからずあり、祝日の意義を考える機会が減る懸念もあるようで、正式な由来のある7月20日に戻そうという動きもあります。
ただ実際に7月20日に戻す場合、3連休を前提に組まれている地域行事・観光業界への影響・経済効果などに支障がでることを考えると難航することが予想されます。
祝日法改正法案が国会で審議・可決されて施行されるのも時間を要するので、戻るとしてももう少し先のお話になるかもしれませんね。