毎年春に訪れる『春分の日』。
実は年によって日にちが変わっていたのをご存知ですか?
その日にちの決め方や意味について紹介したいと思います!
春分の日2018はいつ?2015~2030年まで一挙紹介
まずは春分の日を16年分紹介します。
2016年 3月20日(日)
2017年 3月20日(月)
2018年 3月21日(水)
2019年 3月21日(木)
2020年 3月20日(金)
2021年 3月20日(土)
2022年 3月21日(月)
2023年 3月21日(火)
2024年 3月20日(水)
2025年 3月20日(木)
2026年 3月20日(金)
2027年 3月21日(日)
2028年 3月20日(月)
2029年 3月20日(火)
2030年 3月20日(水)
見てみると全て「3月20日」か「3月21日」になっていますね!
2018年の春分の日は、3月21日です!
実はこれから訪れる春分の日は2091年まで20日か21日になっています。
ただし計算に基づく予想日となっているので、ズレる可能性もあります。
その決め方や意味はどうなっているのでしょうか?
春分の日 祝日としての意味
春分の日はもともと『春季皇霊祭』といって、歴代の天皇・皇后・皇親の霊を祭るご先祖まつりの為の祭日でした。
それが1948年に「自然をたたえて、生物をいつくしむ」という趣旨のもとに国民の祝日として制定されたのが春分の日でした。
春分の日は越冬した生き物たちが、春の訪れを感じて英気に満ち溢れる時期でもあります。
その昔、農耕民族だった日本人が春分の時期に作物の種をまいて、秋分の時期に収穫するという慣習がありました。
そんなスタートを意味する春分に豊作を願ってお祝いをしていたことが、祝日となった由来のようです。
春分の日 日付としての意味
この春分の日を境に日照時間が長くなります。
昼と夜の割合がちょうど同じになるのが春分の日なんですね。(厳密に言うと昼の方がわずかに長いようです)
いかにも春の分かれ目という感じがします。
他の季節でも分かれ目があり、
春分の日(昼と夜が同じ時間)→夏至の日(昼の時間が最も長い)→秋分の日(昼と夜が同じ時間)→冬至の日(夜の時間が最も長い)
というように巡っています。
「なぜ、春分の日の影の動きは直線になるのか」
春分の日の決め方
さきほど2030年までの予想日付を記載しましたが、地球の運行状態が常に変化しているので、まったく予想どおりになるとは限りません。
天文学的には太陽の通り道に「春分点」というものがあり、その春分点を通過する瞬間を含む日が春分の日になるとされています。
そのため日付は固定されおらず、正確な日付は国立天文台より、毎年2月1日の官報に掲載されて翌年の春分の日が決定されます。
簡易的な計算で、将来の春分の日を求める場合は以下のようになります。
2088年までは3月20日
西暦年数を4で割って、余りが1の場合
2097年までは3月20日
西暦年数を4で割って、余りが2の場合
2022年までは3月21日
2026年~2098年までは3月20日
西暦年数を4で割って、余りが3の場合
2055年までは3月21日
2059年~2099年までは3月20日