ノートパソコンは持ち運びも出来て便利ですよね。
でも、キーボードにコーヒーをこぼしてしまったり、水がかかってしまうことも結構あります。
キーボードの破損だけでなく、パソコン本体の電源すら入らなくなってしまうのが、ノートパソコンのキーボードに水をこぼした時の怖さです。
どうするべきなのか、対策方法を調べてみました。
ノートパソコンのキーボードに水が!やるべき応急処置
電源が入っていた場合はとにかく電源を切ります。
電源ボタン長押しで即座にシャットダウンしましょう。
そしてACアダプター、バッテリーを取り外します。
電気が通ったままだと腐食が進行します。
携帯電話を水に落とした時と同じです。
水分がなくなるまでは絶対に通電しないことが鉄則です。
ノートパソコンの場合は、キーボードから本体のマザーボードやドライブ、HDDにまで水分が到達すると、キーボードだけの問題ではなくなります。
浸水を広げないことが必要になります。
キーボード下の天板で一旦水が止められる構造になっている機種が多いので、大量にこぼしてしまった場合には、キーボードにハンカチをかぶせ、液晶を閉じてそっと反転させてください。
つまり、天板からあふれる前にキーボート側に水を出させるのが狙いです。
20秒以内ならキーボードから全てが浸水する前にキーボード側に、水を逆流させられます。
この動かすときにあふれてしまう場合もあるので、賭けになりますが、やってみる価値はあります。
こぼしたのが少量の場合は、柔らかい布や吸水性のあるもので水分を吸い取ります。
水分をある程度排除できたら、ハンカチを外して、ドライヤーで乾かしてください。
温風をかけすぎると危険なので、冷風を使用しましょう。
ある程度乾いたら、風通しの良いところで自然乾燥させます。
暖房機器、扇風機など、風力があるものの前であればよいでしょう。
完全に乾くまで絶対に電源を入れないことが大事です。1週間は我慢します。
HDDがすぐに外せるタイプの場合は、早く外して救出しておくことも重要です。
こちらも水分が入ってない保証はないので、乾燥させましょう。
また、ディスクドライブも小さな穴を押して開いて、内部が濡れていたら吸水、乾燥させましょう。
大事なノートパソコン。やってはいけないこと
むやみやたらと動かさないようにしましょう。
机の上にもこぼれている時は、底から水が入ってくることがあるので、水平にもってそっと移動します。
完全に内部が乾く前に電源を入れるのは絶対にNGです。
分解は自己責任となります。
元に戻せなくなっても良い位の覚悟でやりましょう。
キーボードの対処を終えたのち、確認すべきこと
まずは電源を入れて、ハードディスク、ドライブ、無線LAN、USBポートなどが正常に動くか確認します。
キーボードも一つ一つ動作を確認しましょう。
もしキーボードのキートップが外れてしまった場合は設置しましょう。
「キーボードのキーが一個取れたのではめてみた!」
水ならばよいのですが、ミルクや砂糖などが入っていると、成分が残っていてだんだんと腐食して、ある日突然壊れるということになりかねません。
有償になる場合が多いですが、やはり基本はメーカーに修理してもらうことになります。
勉強料、データが失くなる恐れと引き換えだと思って出したほうが懸命です。
ノートパソコンのキーボードを水から守る。普段からできる予防法
カバーをしておくとより安全です。
ノートパソコンにも対応する薄いフィルム状の商品が販売されています。
また、各商品に対応したものもあります。
「MacBook Airを埃、水から守る。キーボードカバーの紹介」
https://youtu.be/Nlidk9z4JRg
また、ドリンクなどを飲む時はフタ付きのものにするとか、倒れてもこぼれないものにしましょう。
折りたためるドリンクボトルなどは、絞って液体を出すタイプなので、倒れても大量に水がでにくいです。
夏に活躍していますが、温かい飲み物にも対応している商品が有ります。
キーボードをB-rayなどでつなぐタブレットを使えば、被害はキーボードのみに抑えることが出来ます。
購入の際に一考してみるのも良いかと思います。
キーボードに水をこぼした場合は有償のことが多いので、事前にオプションで保証を加えておくのも良いです。