入学祝いは基本的に内祝いですので、お返しをする必要はありません。
しかし、親戚以外に高価なものを頂いた場合などは、お返しをする必要が出てきます。
お返しをする場合も、頂いたときに直ぐに電話やお礼状でご挨拶をするのを忘れないようにして下さい。
入学祝いのお返しはどうする
入学祝いは家族や親戚の間で行うお祝い事で内祝いのひとつです。
入学祝いや卒業祝い等、子どものお祝いには基本的にお返しは必要ありません。
その分、しっかりとお礼の挨拶をします。
知人や友人から頂いた場合、相手にも子どもがいる場合はその子の入学の時に同じようにお祝いをしましょう。
お互い様ですので、お返しの必要はありません。
親戚以外の方に高価なものを頂いた場合などは、お返しをすることを検討しましょう。
お返しする場合のタイミング
入学祝いを頂いたら、まずは直ぐに電話をしてお礼を言い、その後お礼状を出します。
自分でお礼が言える小学生以上なら、本人からもお礼をいうようにすると、贈った側に喜ばれます。
お礼状もできれば、子どもにも書いてもらうのが良いです。
特に祖父母は孫の成長を嬉しく思っていますから、下手でもその子らしいお礼状が一番嬉しいです。
ご両親からのお礼状と合わせて送りましょう。
また、目上の人にお祝いを頂いた場合は正式なお礼状を出しましょう。
前略などとせず季節の挨拶から始め、縦書き黒インクで正式なお礼状を書きます。
これも高校生や大学生なら子どもに書かせてみるのもよいでしょう。
特に万年筆などを貰った場合は、子どもがその万年筆で初めて書く正式な手紙が自分だったら嬉しいですよね。
失敗もあるかもしれませんが、そこは親がフォローするお礼状を書きましょう。
品物をお返しする場合もまずは電話でお礼をいいます、品物を贈るには1~2週間かかっても良いですが、実際に使って喜んでる様子なども伝えるお礼状も贈ると良いでしょう。
金額・品物の相場
頂いたお祝いの1/3~半分くらいの値段の品を目安にお返しを用意します。
贈られたものよりも高価なものをお返しするのもマナー違反になるので、注意しましょう。
「のし」の書き方
入学祝いのお返しをしたいというときは、品物に熨斗紙をつけましょう。
熨斗紙の表書きは、上段に「内祝」、下段には子供の名前を書きます。
水引については紅白の蝶結びのものを使います。