5月の第二日曜日は母の日ですね。
2015年は5月10日になります。
忘れないうちにスケジュール帳に記入しておきましょう!
また、母の日といえばカーネーションですよね。
母の日の由来や、カーネーションの色別花言葉についてご紹介したいと思います。
母の日の由来
母の日の由来と言えば、
亡くなった母のためにカーネーションを捧げたというのが有名ですが、
実はかなり古くから諸説があるのを知っていますか。
そのため、世界の母の日は国によって違います。
古い説から順番にいくつか紹介したいとおもいます。
神々の母リーアに感謝するための春祭りから発祥したものです。
ギリシア地方では、これに則って母の日を祝います。
復活祭(イースター)の40日前の日曜日を「Mothering Sunday」と決め、
家から離れたところで仕事をしている人が、
家に帰って母親と過ごすことが許されていました。
里帰りの日曜日で、主人が使用人を里に帰らせる日としたのが始まりです。
贈り物としては「Mothering cake」というお菓子が定番です。
これが現在、日本に伝わっている母の日の由来です。
1905年5月9日、アンナ・ジャービスの母親が亡くなりました。
母は慈善活動や女性の自立に熱心な人でした。
娘は「亡き母を追悼したい」という想いから、
1908年5月10日、フィラデルフィアの教会で白いカーネーションを配りました。
これがアメリカで初めて行われた母の日と言われています。
この風習がアメリカ全土に広まり、1914年に5月の第二日曜日が母の日と制定されました。
日本には大正の初期頃にキリスト教会・日曜学校などで祝われ始めました。
昭和に入ると当時の皇太后の誕生日3月6日を母の日としていました。
今の5月第2日曜日が母の日となったのは、
1937年に森永製菓が告知を始めたことをきっかけに庶民に広がりました。
母の日のカーネーションの由来
母の日に贈る花と言えばカーネーションですね。
これは、アンナの母がカーネーションを好きだったことに由来しています。
そのため、さきほど紹介したように追悼式で白いカーネーションを配りました。
初めは、母を思う気持ちとして、
母が生きている人は赤いカーネーションを、
亡くなっている人は白いカーネーションを
胸に飾るという運動でした。
それが、プレゼントとして変化して行くようになりました。
カーネーション 色別の意味は
『赤いカーネーション』
~「情熱」「愛情」「真実の愛」~
『白いカーネーション』
~ 「純潔の愛」「尊敬」~
『ピンクのカーネーション』
~「暖かい心」「上品・気品」「感謝」
『黄色いカーネーション』
~「友情」「美」「愛情の揺らぎ」「嫉妬」
『紫のカーネーション』
~「気品」「誇り」~
母の日に役立つ!カーネーションの花言葉、特徴、使い方、テクニックをトッププロが丁寧に教えます
カーネーションを選ぶときのポイント、注意点
カーネーションには主に二つの種類があります。
・スプレータイプ: 1本の茎から枝分かれしたいくつかの茎に、花を咲かせます。
一本だけ贈るならスタンダードタイプを
花束にするにはスプレータイプを
選ぶと豪華になります。
また、長く飾って欲しい場合、
花の世話をする自由のないお母さんには、ブリザーブドフラワーも喜ばれます。
注意しなければならないのは、白い花を贈らないことです。
亡くなった母に白いカーネーションを捧げたのが由来ですから、
墓前に捧げる以外は白は避けます。
紅白でおめでたいと赤と白を混ぜるのもダメです。
白を配色したければ、かすみ草などの他の花があります。
花屋さんで紹介してもらいましょう。