シャボン玉遊び、おとなになったらやる機会が減ってしまいますが、
子どもと一緒にやると大人の方が夢中になってしまうほど楽しいです。
綺麗だけど、直ぐに割れてしまうので、夢中になって次を作りたくなるのかもしれません。
家庭で簡単にシャボン玉遊びを楽しむために簡単なシャボン玉液の作り方を紹介します。
割れないシャボン玉に必要な成分とは
水をコップに波なみと注いで真横からみるとコップの縁より盛り上がっています。
これは水の表面張力によるものです。
この水の表面張力を上昇させるのが石鹸や家庭用洗剤に含まれる界面活性剤というものです。
これで洗濯の泡々が出来るわけですね。
そんな液体を膜状に張って、空気を吹き込むことで丸いシャボン玉が出来るというわけです。
では、なぜ割れてしまうのかですが、シャボン玉の膜が薄くなってしまうからです。
シャボン玉は液体なので、重力に引っ張られて、次第にシャボン玉の下側に液体が集まり、上部のシャボン液が足りなくなってしまいます。
薄くなった所からパチンとはじけてしまいます。
シャボン液は少なすぎても多すぎても割れてしまうというのは、そのせいです。
シャボン玉の膜が割れにくい強力なものにするには、 洗濯のり、グリセリンなどを入れると効果的です。
『簡単しゃぼん玉作り遊びsoap bubble』
シャボン液 材料と作り方
洗濯のりを使用する簡単なシャボン液の作り方
ぬるま湯
洗濯のり
石鹸または台所用洗剤
これらを5:4:1の割合で混ぜ合わせます。
洗濯のりは成分にPVA(ポリビニルアルコール)と書かれているものを使います。
洗剤(石鹸)は界面活性剤35%以上あるものが望ましいです。
水も一度沸騰させるとより良いです。
さらに割れにくいシャボン液を作る場合はグリセリンで
ぬるま湯
石鹸または台所用洗剤
グリセリン
これらを1:1:3の割合で混ぜまます。
グリセリンは薬局で売っています。
良く混ぜてしっかり溶かしましょう!
添加剤でいろんなシャボン玉を作ろう
洗濯のりを使用する基本のシャボン玉に
ガムシロップ、粉ゼラチン(熱湯で溶かしたもの)、ラム酒、炭酸飲料水
を少量ずつ混ぜます。
ガムシロップや炭酸飲料にはのびを良くしたり、弾力をつける効果があります。
またラム酒には七色が綺麗に出ます。
さいごに
シャボン玉液は家庭にある食品などを色々と添加していると変化が見られます。
色々とやってみて子どもの自由研究課題にしてみるのも良いと思いますよ。
また、ストローだけでなく、あるみ箔を巻きつけたハンガーを変形させたりしてサイズの違う様々な大きさのものを作ることが出来ます。
どんな材質のものが大きく作れるのかなど観察しながら試行錯誤するのも楽しみの1つです。
是非、色々とチャレンジして下さい!