卒業式は子供の成長と門出が見られる大切な式ですよね。
そしてお世話になった先生や影で支えてくれた関係者、一緒に成長してきたお友達に感謝して別れを惜しむ場でもあります。
あくまで主役は子どもたちなのですが、一方で親も見られているという現実もあります。
特に、親同士はよく見ています。
本記事では小学校卒業式で悩みがちなお母さま・お父さまの服装について書きたいと思います。
母・父ともに共通する卒業式の服装を選ぶコツ(洋服・和服など)
今は8割以上が洋服になっています。
和服を着慣れない人には不安要素も大きく、時期的にお天気が不安定だったりするので洋服の方が重宝されます。
式典なので、略礼装、略装フォーマルな服装にします。
※「略礼装・略装」というのは、正式の礼装よりも簡略にした礼装のことを指します。
あまり華やかな色合いのものは、主役の子どもたちより目立ちますので、紺、グレー、黒など控えめなものが一般的です。
ご両親で出席される場合は、2人のバランスも取りましょう。
どちらかだけが派手だったり格式高かったりするのは、少し違和感がでてしまいます。
両親の服装について、お子様にチェックしてもらうのもいいかもしれませんね。
最近は小学生もおしゃれですから、子供が恥ずかしいと思わないか確認しておくのもいいでしょう。
母親の服装について
洋服の場合は、スカート丈の短すぎるものは避けます。
アクセサリーはパールが基本で、ゴールドやシルバーを沢山つけるのはNGです。
ストッキングなどはヌードカラーで控えめにしましょう。
黒は一着持っていると便利ですが、縁起の良い席なので、シャツや小物で変化を付けましょう。
小物はスカーフ、コサージュ、ショールなどがよいでしょう。
靴は式の間は履き替える小学校もありますし、バッグは式典中はあまり見えませんので、そちらは無難にまとめて置きます。
式典会場は寒いところも多いですので、防寒下着の着用や、ひざ掛け・スリッパなどできれいなものを持参しましょう。
ちなみに和服は、体型が変わっても着られますし、帯1つで感じが変わるので便利です。
この機会に和服を持ってみるのもいいかもしれませんね。
付下げ、色無地、小紋や訪問着などが略礼服にあたります。
着物は少数派で目立つので、色目は抑えめに草履や手持ち鞄なども地味目のものを選びましょう。
父親の服装について
父親は和服を着ると格式が高くなりすぎるので、スーツを選んだほうがよいでしょう。
卒業式ではシングルが無難だと思います。
ダブルは式典で話す役目などがある場合に選びます。
最近体系が変わってきたなと思ったら事前に着用できるか確認しておきましょう。
Yシャツは白色や薄いブルー地、柄なしが理想ですが目立たないストライプ程度なら問題ありません。
ネクタイはシルバーが理想ですが、淡い色で光沢のあるものや、ストライプやドットなどのベーシックなものにします。
ベルトは黒色、靴下はビジネス用の黒を選んでください。
ポケットチーフはなくてもよいですが、つければフォーマル度は上がりますので、飾り付けが少しさみしいと思ったら使いましょう。