トイレットペーパーの端を折る三角折りってありますよね。
誰が始めたのか、マナーとしてはどうなのか?などの疑問があります。
折ってあるということは、そこは誰かが触れたということで気分が悪いという人もいれば、切りっぱなしよりは見た目が良いという人もいますね。
調査してみました。
トイレットペーパーの三角折りの起源、意味
トイレットペーパーの三角折りの意味は「清掃が終わっています」という合図です!
したがって三角折りは、清掃員が行うものなので、使用した人がむやみに行うと勘違いも発生してしまいますね。
自宅で個人的にやるならよいかもしれませんが、公のトイレでは気を付けた方がよいでしょう!
三角折りの起源ですが、これまで様々な説がありました。
帝国ホテルで、スタッフの間で通じる「清掃終了」の合図として使われていたことや、消防士(ファイヤーマン)がトイレットペーパーを取りやすくするために「ファイヤーホールド」という名称で三角折りをしていたことなど。
これらが有力な説として取り上げられてたのですが、2015年に覆されました。
これらも事実なようですが、一番古い「起源」というと、実は日本が発祥なんです。
2015年2月1日に放送された「爆笑問題のそれっていつから?ヒストリー」という番組で検証されたことにより、銀座の『クラブ順子』が1966年の開店当初からやっていたとわかりました。
日本では1955年以降からだんだん水洗式と洋式トイレが広まっていきました。
ロール式のトイレットペーパーもその頃から普及し始めたと推測されます。
そうすると1960年後半にはロール式のトイレットペーパーはすでに十分広まっていたはずなので、三角折りの起源がその頃にあるのは矛盾はなさそうです。
プチ雑学!トイレットペーパーを三角に折ってある意味とは
トイレットペーパーの三角折りはマナー違反?
インターネットリサーチ「Qzoo」が20代から60代の男女1500人を対象に「トイレットペーパーが三角折りされていると嬉しいですか?」とアンケートをとったところ、はい:37.1%、いいえ:62.9%という結果になりました。
どちらでもよい人が「いいえ」に入れている可能性もありますが、特に喜ばれる習慣ではないようですね。
嫌な人は、用を足した後明らかに手を洗っていないのに、トイレットペーパーを触るのは不潔だし、逆にマナー違反という意見が多いようです。
特に素人っぽい三角折りがされている場合はトイレットペーパーをちぎってから使うという人もいました。
衛生面を気にしている人がおおいのですね。
清掃後にきちんと手を洗った店員の三角折りには、店の合図などの意味もあります。
しかし、客としてトイレを使ったときは、店員同士の目印の邪魔にもなりますから、三角折りをする必要はないのではないでしょうか?
でも、なんとなく使う前より美しくしてないと気が済まないという方は,手をきれいに洗ってからやるとよいでしょう。