米寿を迎える祖父母に、孫から贈るプレゼントは何がよいのでしょうか?
子供のころからかわいがってくれた祖父母に
感謝の気持ちを伝えるものを選ぶヒントになれば幸いです。
米寿とは
88歳の長寿のお祝いになります。
八十八を重ねると、米という字になることから米寿と呼びます。
八という数字は末広がりでおめでたい数字とされていますので、八が二つ重なった米寿はとてもおめでたいですね。
還暦や古希に並んでお祝いされることの多い長寿祝いです。
還暦と違って、お祝いの色が赤色ではなく、金茶系の色になります。
昔は、親類縁者を招いて祝宴を催し、参加者に桝や火吹き竹を贈る習慣がありました。
昔は数え年でやっていたのですが、だんだんと満年齢でやる人が増えています。
また、皆が集まりやすいお正月や敬老の日に企画することも多くなりました。
孫から米寿のプレゼント おすすめは?
孫といっても、88歳の方の孫ですから多くが成人していたり、働き盛りの人も多いですよね。
そういった方は相場として1万円から3万円を包むようにしましょう。
祝儀袋の水引は紅白か金銀の蝶結び、表書は長寿御祝、寿福、寿、御祝などとします。
プレゼントにする場合も、その程度の金額のものを選ぶようにします。
しかし、無理をする必要はありません。
家族や友人が沢山集まってお祝いするのが何よりのプレゼントです。
幹事をかってでて、あれこれと企画してあげるのが一番喜ばれるかもしれません。
プレゼントは、退職後の趣味があるかたは、それにちなんだものにしましょう。
きちんとリサーチして、欲しがっているものを選ぶと関心を持ってくれていると喜ばれます。
また、茶器や手文庫などのゆとりにつながるものも、自分ではなかなか買わないものですから喜ばれます。
ステッキや日傘、座椅子などで上品なものも喜ばれますね。
また、健康によいものなどの品を贈るも元気でいてというメッセージになります。
また、似顔絵やメッセージを筆文字で書いてくれるサービスもあります。
自分で書いて額に入れても素敵ですよね。
米寿 お祝い品 似顔絵
プレゼントの定番の花ですが、
老後の楽しみで花を育てている祖父母には鉢を贈るなどの一工夫をしましょう。
意外と喜ばれるのが「ギフト券」や「旅行券」です。
趣味のものでもあまりに奥深くてわからないというときは、こういったものにメッセージを添えてプレゼントしましょう。
また、ひ孫などができているときは、ひ孫の絵なども喜ばれますよ。
注意点・マナー
お祝いの会に出れなくて贈り物だけする場合は、遅くてもお祝いの日の前日までに届けるようにしましょう。
また、相手の健康状態などにも配慮しましょう。
どこかレストランや料亭に集まるより、家庭で祝ってもらうほうが気楽という場合もあります。
ご老人ですから、何よりも相手のことを考えて動きましょう。
プレゼントは、あまり年寄りくさすぎないものにすると無難です。
本人がまだまだ若い気持ちでいることが多いので、年寄り扱いされるとガックリするものです。
ちょっと若いかなと思うくらいのものが喜ばれると思います。
花なども白は避けて華やかなものを選びましょう。