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紫外線対策 帽子の色で変わる効果とは?

最近はおしゃれに取り入れられることも多くなった帽子。

機能面でも冬は防寒になりますし、日が長くなって春めいてきたら紫外線対策のためにも帽子が必須になります。

日傘ほど持ち歩きに不便ではないですし、髪型も帽子に合わせたものが沢山提案されています。

せっかく被るのですから、紫外線防止効果の高い帽子にしたいですよね。

どんな帽子の色、形が良いのか調べてみました。

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紫外線対策に適した帽子の形状は?

まずは、首の後ろまでしっかりとカバーしてくれるもの。

前だけにツバのあるキャップやサンバイザー、キャスケットではなく、全体にツバのあるハットが適しています。

キャップやサンバイザーでも、首周りに布を垂らす機能がついていたりすると首の後ろを保護できます。

ツバの長さは7cm程あるものが適していますが、被ってみると大きいと感じるかもしれません。

帽子になれない人は、まずは前と横のツバだけでも長いキャスケットなどから慣れていくという方法もあります。

紫外線のピークは5月ですから、それまでには慣れてしまいたいですね。

前のツバは紫外線によって白内障を起こす目を守ってくれます。

長すぎると、ついついツバを折り返してしまって効果が発揮出来ないので、それならしっかりと顔に影を作ってくれるものを選びましょう。

ツバの長さだけでなく、生地が厚いほど紫外線をカットしてくれます。

涼しさとの両立を上手く考えましょう。

また、帽子を忘れてしまわないように、畳んで鞄にしまえるものや、鞄の取手に取り付ける帽子キャッチャ-があると便利です。

風の強い日、自転車などの際に飛ばないように、服につける帽キャッチやあご紐付きも活躍してくれます。

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紫外線に強い帽子の色

紫外線カット率が高いのは、紺、黒などの濃い色です

黒なら90%近いUVカット率があるという報告もあります。

逆に白は光を反射して跳ね返してくれますが、紫外線カット率が低く紫外線を吸収してしまいます。

ただし、黒はどうしても熱を吸収しやすく、夏場は熱がこもって帽子を脱いでしまうということになりかねません。

例えば、ツバと頭を覆う部分に隠れるようにメッシュがあったりすると、通気性がまして熱を逃してくれます。

また、黒は蜂などに襲われやすいということもあります。

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山登りやキャンプ、ガーデニングなどなら外側は白、内側は黒にすると良いと思います。

内側が白いとレフ板のような効果で地面からの紫外線を顔に集めてしまいます。

また、色だけが紫外線に関わるのではありません。

夏によく使われる綿は紫外線カット率が低いので、紫外線カット率の高いポリエステルのものや、綿との混紡でも効果があります

黒は似合わない苦手という方は、UV加工がしっかりしてあるものをオススメします

UV加工をうたっているものは多いですが、加工の方法や布の織りで変わって来ますので、クチコミや消費者などの比較サイトを参考にしましょう。

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UVカット加工された帽子のメリット・デメリット

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UVカット加工なら黒以外の帽子でも紫外線がカットでき、おしゃれの幅も広がりますよね。

UVカット加工されているものは、主に紫外線吸収剤を使ったコーティングがなされています。

紫外線吸収剤は日焼け止めなどにも入っていて、紫外線が当たると化学反応を起こして無害な熱エネルギーに変える機能があります。

洗濯を繰り返すと機能が低下してきます。

市販の布用紫外線防止スプレーなどもこのタイプが多く、お気に入りの帽子を紫外線カットにできるメリットが有ります。

しかし、日焼け止めクリームなどで紫外線吸収剤にかぶれてしまう人は注意が必要です。

髪の毛があるからと安心しがちですが、帽子は頭の地肌や額、うなじなど意外に肌に直接触れています。

紫外線を反射拡散させるUVカット素材のセラミックが繊維に練りこまれているものなどは洗濯に強く、機能が継続します。

そのようなものを試してみるのも良いと思います。

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